雑記

長いこと更新が途絶えていた理由として、匿名という得体の知れない相手との論争で疲弊したとか、悪意にさらされて更新意欲を失ったとか、ヲチスレとのやり取りを発端とする諸々の事柄が影響したと思われていたかもしれない。それは半分だけ当たっている。ヲチスレの圧力に屈したわけでは決してない。ヲチスレや周囲の目を過剰に意識し自分のペースを乱しては馬鹿らしいと過剰に意識し、結果的に自分のペースを乱しただけだ。裏の裏は表だったとでも言おうか。まあそんな感じだ。
思ったのは、筋の通った真っ当な反論にならともかく、無茶苦茶な言い掛かりにあっさり屈してしまうのなら、これまで通り好き勝手書いていく資格は僕にはないということだ。だったらはじめからヲチスレや読み手に媚びて、当たり障りのないことを書いていればいい。それが分相応ということになる。自らの言動に対しどう責任を負うのか、そして物書きとしての矜持とは。これは踏ん張りどころだと思った。
目指すものは、ヲチスレ住人などに付け入る隙を一分も与えない強固な論理と、それでいて、ヲタ芸だけでなく一般的な全ての事柄へと、ジャンルの枠に囚われない広がりと柔軟性を併せ持つ非の打ち所のない文章の構築。意気込み勇んで取り掛かり、これまで培ってきた英知と識見を集大成した大作を完成させるべく、かなりの時間を費やしたのだが…。結果をあらためて書くまでもない。普通に無理だった。凡人の英知と識見を総動員したところで高が知れていた。そもそも僕は物書きですらなかった。これは踏ん張りすぎたと思った。自分のペースを乱しては馬鹿らしいと気がつき、のんびりのんびりやっている内に現在に至る、と。


与太話はそれくらいにして。既に半年近くの時間が経過しているが、今だからこそ当時のやり取りを冷静に振り返ることができるかもしれない。以下、ヲチスレ感想を感情的にならず、できるだけ客観的に羅列していきたい。