2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

仔犬のワルツ 最終話

葉音は宣言したとおり芯也に本物の愛を持ち帰った。愛を知らなかった芯也は葉音の愛に触れ、はじめて人間らしい感情に目覚めることが出来たのだろう。その先、二人はどうなったのか?あの銃声の意味は?・・・ああいった形で幕引きがなされた以上は、あまり…

オタク学入門(岡田斗司夫)

はじめに断っておくが、あわよくば岡田氏を批判してやろうと思って読んだ。以前読んだサイゾーでの対談記事やたまに再放送している『BS漫画夜話』など、僕の目に付くところに出てくる氏の振る舞いが鼻についてしょうがなかったので。世の風がオタクに冷たく…

仔犬のワルツ(第九話・第十話)

今さら各話ごとの感想にどう手をつけてよいのかわからなくなっている。ドラマが完結する前にその総括に手をつけてしまったので当たり前といえば当たり前か。ただ、はじめから本ドラマにはどのような向き合い方をしていいのか戸惑わせるものがあり、一度(自…

はてな戦国時代

唐突だけど、はてなのキーワードシステムは非常に使い勝手がいい。辞書的な側面も有用だとは思うが、やはり何といっても、ある話題について言及している日記を探し出すことが出来る網羅的な側面だ。その使い勝手は半端ではない。恒常的に特定のジャンルにつ…

仔犬のワルツ (第八話)

ネットを見て回ったところ、本作品は早くも多くの人によって駄作(または怪作)との評価が下されてしまっているように思う。その理由は総じて、物語としての整合性やリアリズムに難がある、インパクト重視で突き進む前時代的な手法に馴染めない、ということ…

仔犬のワルツ 第七話

滑り込みで先週分の感想を。そろそろ頃合なので、素人考え丸出しで色々と物申していこうと思う。 まずはじめに、もう終盤に差し掛かろうというのに、「水無月家(東都音楽大学側)」部分の作りこみが依然として弱すぎるのはどうかと思う。それは漠然としたキ…