2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

特番 音源

島田紳助司会の特番を観る。やけに落ち着きのある吉澤。時折、例の鼻の下を伸ばすような表情を。以前の「食わず嫌い」出演時と同様、テレビ映りを気にする素振りなし。ハロモニコントで活躍しはじめたことを境に、吉澤は変わってしまったように思う。コント…

ミニモニ。でブレーメンの音楽隊 最終回

結局のところ、健志は雛子に裏切られたとの思い込みから成仏出来ずにいたわけではなかった。雛子の気持ちは確かに健志へと届いていた。夭折はしたものの、健志は苦しみから救われていた。少なくとも自分の生に意義を見出すことは出来たはず。では何故、健志…

岡田流「萌え」

もちろん「ルパン三世 カリオストロの城」は単体作品として十分に楽しむことの出来るものだけど、この作品のアニメ史における意義(歴史的観点?)を踏まえて観るならもっと面白いような気がしてきた。大雑把にいって、東浩紀の持説では作家性を重視するモダ…

いろいろ

松浦亜弥のプリッツCMは「プリッツ」という音感もさることながら、三三七拍子のリズムが耳障りをよくしている主因なのだと思う。 「ファイティングポーズはダテじゃない!」。これまでの傾向より、つんくの力の入れ具合が感じられる曲名。あぁ!やキッズに与…

←小見出し

小見出しを付けることは文章の分類その他に便利だが、小見出しに相応しい内容にしなければとの気負いも漏れなくついてくるので困るような気がする。この辺は半分以上が勘違いなのだろう。しかしはてなで書くとなると更なる問題が発生する。それはキーワード…

僕と彼女と彼女の生きる道 最終話

徹朗は凛にとって近くて他人のような父親から、遠く離れているが大好きな父親となった。物理的な距離は離れてしまったが、精神的な距離は劇的なまでに縮まったのだ。徹朗は社会から与えられる既成の幸せではなく、自分だけの等身大の幸せを手に入れたのだろ…

ミニモニ。でブレーメンの音楽隊 第十一回

万事が雛子の思い描く通りに進むかと思えた矢先、事態は思わぬ方向へ転じる。進は住処である廃工場を追い出されようとしてた。追い出そうとしているのは健治の父親の会社の者たち。廃工場の再利用のため、そこに住み着く進たち孤児の存在が邪魔なのだ。到着…

僕と彼女と彼女の生きる道 第十一話

徹朗の生き方は社会に許容される否か、という筋書き。審判の結果、徹朗は凛の親権を剥奪されることに。好条件の就職が適わなかったことも含め、社会は徹朗の生き方を認めなかったといえる。しかし救いが全くなかった訳ではない。可奈子の母をして「立派な父…

乱歩R 最終話

岸部一徳独特の存在感と江戸川乱歩の一種異様な作品世界との見事な融合を見た。堤幸彦のようなスタイリッシュな演出も乱歩世界の構築に一役かっていたように思う。殺人が表すものは怨恨の類ではなく、たとえそれが自分勝手なものであったとしても、対象への…

ミニモニ。でブレーメンの音楽隊 第十回

犬塚家に何も貢献することのなかった雄鶏(太郎)。その末路に自分の姿を重ねあわせ、それまでの明るさが一変して厭世的に・・・という設定は少々強引だと思った。自宅療養の日々を過ごすにつれ徐々に心がすさみ、この事件が決定打に!という流れなら納得す…

ハロプロキッズ

キッズに違和感を覚える要因は他でもない、地に足が着いていない。無理に背伸びをして「アイドル」を演じているように感じるからだ。完成度を期待するには未熟すぎるし、親しみを感じるには思い入れが少なすぎる。アイドルの体裁さえ取り繕えば受け入れられ…

うたばん Mステ

共にハロプロキッズ出演のためウオッチ。Mステは相変わらずジャニーズが幅を利かせている感じ。威圧するまでの激しさはないが、タモリや他の出演者への絡み方や話し振り、振る舞いの節々に感じるところが。無理をしているような不自然さがある。やんわりと縄…

僕と彼女と彼女の生きる道 第十話

冒頭、ゆらを囲む恒例のお食事会。そこでゆらの立ち位置を再確認していたように思う。親権調停中にある小柳親子に対する接し方について。親子から距離を置けという友人の助言は極めて常識的に聞こえた。誰も傷つくことのない無難な選択。しかしゆらはそれを…

ミニモニ。でブレーメンの音楽隊 第九回

第一部から更に遡ること五十五年。第二部からは二十五年前、終戦から四年後の物語。敗戦の混乱が続く中、ひとりの少女(雛子)が上京。住み込みで働くために犬塚家へ。雛子(加護)は明るく働き者だが、マイペースでおっちょこちょいのところも。犬塚家の禁…

僕と彼女と彼女の生きる道 第九話

ベタな展開になってきた。それはともかく、今回露となった徹朗の迷いは自然なことだった。むしろそんな徹朗を叱責するような態度をとるゆらに違和感を感じる。社会の中で暮らしていくためには最低限社会の規則にしたがう必要がある。無理に自分の理想を押し…

ミニモニ。でブレーメンの音楽隊 第八回

ちょっと気の早い総括を無責任かつ纏まりなく以下に。第二部まであやふやな記憶を辿りながら。 第二部と比較してみると、第一部は劇中劇の題材であったこと以上に「ブレーメンの音楽隊」との関連は薄かったように思う。劇中劇の達成が「ブレーメンの音楽隊」…