辻&加護がモーニング娘。をこの夏で卒業

辻加護が卒業ということで真っ先に頭によぎることは、この二人はモーニング娘。を離れてやっていけるのかなあということ。中澤裕子後藤真希保田圭(と市井紗耶香)と、これまでの卒業メンバーを見るに、彼女らは脱落組みというよりも、モーニング娘。から離れてもなんとかやっていけるだろうと思われる者を選抜した、苦肉の人員減らしという意味合いを感じるわけで(だから飯田圭織の卒業は当分なし?)。実際にソロとして活躍できるかどうかはまた別の話で、あくまでモーニング娘。内での比較として。で、現在のモーニング娘。を見渡し、グループを離れてやっていけるメンバーは誰と考えるに、私見的には安倍なつみ矢口真里石川梨華藤本美貴あたりでしょうか。しかし、安倍はすでに卒業が決まっており、矢口はキッズユニットの引率者のポジションがあるし、藤本はソロから編入してきたばかりという経歴があります。とすれば、次の卒業者は石川か・・・などと推測していたんですけどね、僕は。ぶりんこをセットで卒業という荒業とは。全く盲点でした。
思い返してみれば、これまでにぶりんこ二人でプチ出張みたいな仕事もあったわけなので、今回のことを見越しての試験的な起用であったのかと。うたばん文化祭での出店や、HAPPY X'mas SHOW!でも執拗なまでのぶりんこ組み合わせだったわけだし。物真似などのネタのマンネリ化や、容姿と乖離しつつある振る舞いと、不安要素を挙げだすときりがないのですが、中澤にはない思い切りの良さと、後藤にはない場の雰囲気を読む力(加護能力)で、バラエティに限ってはなんとかやっていけるのではないと思います。限りなくヲタ馬鹿の見地からの物言いなんですけどね。加護はモーニング娘。加入当時、数多くの芸人から注目を集めるほどの、芸人ポテンシャルをその身から溢れんばかりに発していたわけなのですが、つまらないハロモニコントを繰り返しやらされたせいなのか、現在ではセンスが枯渇したと言わざるをえない状況。どう贔屓目に見てもつまらない。安易なアイドルパフォーマンスとして低レベルなコントであっても許容したのでしょうが、加護の笑いの芽を潰すことになるとは因果な話です。