ミニモニ。でブレーメンの音楽隊 第二回

何をやっても人並み以下のちよの(高橋)。駄目な理由を自分の名前にこじつけるなど、捻くれ気味。所謂「自分は不幸な星のもとに生まれた」という物言い。偶然にも、洋館(ハーモニカ?)に取り憑く幽霊もちよのと同様に劣等感を抱える駄目幽霊。同類なので行為を理解(共感)できるちよの。灰谷に見込まれ謎解きに協力して欲しいと頼まれる。自分が認められた嬉しさに少しだけ心を開きかける。
物語の道筋が見えてきた感じ。短所にばかり囚われていては始まらない。自分なりの長所に目を向けて前向きに。自信を持てと。自分が変われば取り巻く環境も変わるということなのかな。灰谷が散々語っていることではあるのだけど。
猫好きの僕としては黒猫の姿が見えないのが不満。この手のベタなミステリー(洋館・お化け)には必須だと思われるが。