うたばん 横綱なっち関断髪式

別れの言葉。出だしの*1藤本はよかったが五期あたりからズレていったように思う。別れというよりも絆を確かめるような発言が目立った。卒業と言っても、ハロモニやコンサートで共演することに変わりはない。安倍と様々なものを共有してきたという意識が薄いメンバーにとっては、悲しみはあっても形式的な出来事でしかないのだろう。
辻は「大人にならないで」と。いつまでも自分と共にあって欲しいということなのかな。無邪気さを失くさないでいて欲しいとは思うが、それが為になるかはわからない。
矢口はまるで*2娘を嫁に出す親のような台詞を。これではモーニング娘。から旅立つことが辛く困難な道であると言っているようなもの。正直すぎる。はなむけとしては適さないかもしれないが、涙も含めて矢口らしい。
珍しく暴走もなく適度に収まる石橋。軽口は感極まっていることの照れ隠しと感じた。彼なりに安倍に対して思うところがあるのだろう。番組自体もいつものような*3仕掛けはなし(強いてあげるなら横綱(相撲取り)が肥満を連想させること?)。うたばんらしくもない作り。番組としての出来よりも安倍に対する敬意を優先したと思われる。

*1:伊達に年を重ねていない藤本

*2:「妹」かぐや姫 参考

*3:意地の悪いアプローチで不本意な発言を引き出すこと