僕と彼女と彼女の生きる道 第五話

子育てと仕事の両立に苦労する徹朗。そんななか、凛がいじめに遭い登校拒否に。放ってはおけず仕事に支障が。担任へ解決を依頼するも改善せず。ゆらの助言もあり、業を煮やした徹朗は直談判。体のいい理由をつけ本腰をいれようとしない学校側。凛と分かり合えた経緯から、建前ばかりの姿勢を非難。本気で取り組めと。父親としての決意を示し説得。面子にこだわるあまり融通が利かない担任。それは以前までの自分の姿。無事ノルマを達成することが出来た徹朗は上司に辞意を告げる。
子育て(凛)と「本気」で向き合うことを決意した徹朗。体面よりも凛を優先(体面のことしか頭にない徹朗の父親との対比)。父親としての自覚の芽生え。
凛と(凛に愛情を注ぐ)徹朗を暖かく見守るゆら。ときには叱咤も。そんなゆらを信頼し心を開きはじめる徹朗。いじめ問題を通じて少しだけ接近。一方で、不器用ながらも徹朗を気にかける部下(女性)の存在。
今回の見所は校長と担任を相手にやり合う場面。頑ななまでに面子にこだわる担任は以前の徹朗そのもの。担任に怒りや滑稽さを覚えたことは、徹朗の決定的な変化を意味しているように思う。辞意を告げたことも含め、次回からの劇的な展開を予感させる流れ。