はてなダイアリー評議会議題2号

おかげさまで日記をつけた日数が30日を越え、晴れてはてなダイアリー市民になりました。具体的にはキーワードの編集を行ったり、多数決に参加することが出来るようになったみたいです。要するに、はてなダイアリーの議会民主制(のようなもの)に参加出来るようになったらしい。
はてなダイアリー評議会議題2号
さて、評議会の議題ですが、「瑠璃の不倫生活」キーワード登録の是非について。興味深い議論がなされているようです。僕は「どちらでもよい」に投票しようと考えています。議論の流れからいえば、存続否定派の意見には概ね賛同しかねます。しかし積極的に当該キーワードの存続を望むものではありません。
「瑠璃の不倫生活」というキーワードは、感覚的に余り好ましくない(「瑠璃の不倫生活」の管理人さんごめんなさい)。「不倫」という言葉が不穏当に感じられるからですが、しかしそのことは議論とあまり関係ないように感じられます(不穏当さが議論を引き出したという意味では関係あるが)。議論の焦点は、「瑠璃の不倫生活」というキーワードの存続問題を飛び越え、制度的な問題に結びついています。当議論をキーワード登録の是非だけの問題と受け取ってしまっては、議論の本質からズレているような気がします。根本的な問題を解決しなければ、同じことの繰り返しになるように思いますが。
ともかくも、実害等キーワードの存続を否定する積極的な理由が見当たらない場合は黙認すべきだと考えます。実害を想定したり、各自の価値観を持ち出し討論したところで、有意義な結果になるとは限りません。価値観は感情的なもので、物事の正否のように明確な割り切りをつけることは難しい。感情から離れたところで、多くの利害を調停出来得る最大公約数を模索すべきだと思います。有益性の不確かなキーワードの乱造は好ましくありませんが、実害が出るまでは推定無罪の原則を貫くべきだと思います。はてなに流れる空気からも、制限よりも自由を優先させるべきではないかと考えます。